ストレスフリーで効率アップ! EVERNOTEを便利に使う48の技
佐々木 正悟 (著), 淺田 義和 (著)
1659円
情報管理ツールの定番となったEvernoteを使いこなす考え方や小技、対応アプリの使い方紹介した本。技術評論社から献本をいただいた。
Evernoteは、便利で定番と言われながら、使いこなせていない人が多いらしい。この本もそういう人に向けて使いこなせる考え方を述べている。
Evernoteでは、テキストや画像やその他なんでも情報を張り込める「ノート」をたくさん作るのが基本だが、
・このノートに何を記録するか?
・どうやって整理するか?
が使いこなしの鍵になる。
また、整理の方法として
・複数のノートを収めた「ノートブック」
・ノートにいくつでも付けられる「タグ」
の2種類がある。
本書では、「Inbox」「処理中」「アーカイブ」の3つのノートブックを使ったノートの整理法を紹介している。
Evernoteの使いこなしの本やブログは膨大にあるが、この本も基本的な考え方はEvernoteに身の回りの情報をなんでも放り込んでおいて、あとで活用するスタイルとなっている。
ただ、「レファレンス」と「カタログ」という概念を持ち込むことで、何度も見るデータといつか見るかもしれないデータを分けて扱う点が、面白かった。
後半は、SmartEverやMoveEverシリーズ、Cleverなど、新しめのiPhone/iPad用のアプリを紹介している。