あなたはiPhone 4を買うべきか? 所有端末別に考えてみた

6月 13th, 2010

週が明けて、火曜日にはiPhone 4の予約受付が開始される。iPhone 3Gや3GSやiPadのときは迷わず初日の店頭に並んだ人でも、今回は「どうしようか迷っている」という人が多いはずだ。

逆に、「iPhoneほしいけど…」と思いつつも、なかなか踏ん切りが付かずに2年以上たってしまった人もいるだろう。

そんな人のための、ちょっとした購入ガイドを書いてみた。

【スマートフォンもiPod touchも持っていないガラケーユーザー】

iPhone 4 が気になるなら、この際買ってしまうべきだ。それも二個持ちなんて中途半端なことはしないで、iPhone 4一台に絞ってしまうことを勧める。

一台にすべてが集約されていることこそが、iPhoneの最大の魅力だから。

ドコモやauのユーザーはソフトバンクの電波の悪さが気になるだろうが、ボクはそれほど困ったことはない。電波の入りが悪い場所はたしかにある。ソフトバンクは混み合った都市部でも電波が届きやすい800MHz帯を総務省に割りあててもらない。一説には役人の天下りを断固として受け入れないから。割り当てられている2GHz帯は高速データ通信に向くが直進性が高く、ビルの多い都会では思わぬ空白スポットが生じる。でもそういうときは、少し移動すれば電波が入るようになる。それにiPhone 4は、アンテナを兼ねたステンレススチール・フレームのボディを採用しているので、受信状況を少しは改善してくれるかもしれない。

ただ、iPhoneではいまのところおサイフケータイは利用できない。おサイフケータイ機能をもったIPhoneケース+アプリを作っている会社があるので、その成果を気長に待ち、当面はカード型のSuicaやPasmoを使うしかない。

ワンセグはiPhone 3GS用の外付けユニットが、たぶん使えるのではないだろうか。しかし、iPhone買ったら、外出先でTV見てるヒマなんかない(たぶん確実に)。

【iPod touch + ガラケーユーザー】

「iPhoneは月々の通信料を考えるとランニングコストが高すぎる。iPod touchをWi-Fiで使って、外ではガラケーで通信するのが一番賢い。通信料は安いし、カメラの画質もいい」

そう主張するiPod touchユーザーがいる。ランニングコスト面ではその通りかもしれないが、どこでも簡単にネットにつながるiPhoneと、つながる場所を選ぶiPod touchでは、そこにもたらされる体験はまるで違う。そしてiPhoneにはカメラとGPSがついている。常時接続+カメラ+GPSは、たとえばセカイカメラやLayerのようなARアプリを可能にするだけでなく、Twitterアプリなどの使い勝手も大きく変わってくる。Ustreamのライブ放送もできる。

いつでも、サっと取り出して、いまいる場所、いま見ているものを、世界と共有できる。その喜びを体験できるのは、iPhoneと一部のスマートフォンだけだ。

iPhone 4を買えば、iPod touchとガラケーを2台持ち歩く面倒もなくなる。

【ガラケーユーザーに共通】

いままで、知り合いのiPhoneユーザーにみせびらかされて、面白くなかったあなたは、iPhone 4購入で形成逆転があるかもしれない。既存のiPhoneユーザーは一括購入でない限り、割賦の支払いが終わっている人は6月24日のiPhone 4発売時点で一人もいない。だから、既存ユーザーほど、今回は購入の敷居が高い。

今度は、あなたがiPhone 4をみせびらかす番になるかもしれない。

【iPhone 3G ユーザー】

最初のiPhone 3Gはすぐ買ったけど、iPhone 3GSの購入は我慢して見送ったあなたは、絶対iPhone 4に買い換えるべき。残り数ヶ月の割賦の残りがあったとしても。

iPhone 3Gでは、iOS4のマルチタスクは利用できない。カメラは200万画素のパンフォーカスで、GPSに連動するコンパスもついていない。

iPhone 4にすれば、ハードウェアは劇的に高速化し、マルチタスクが使えて、高感度でオートフォーカスの500万画素カメラや電子コンパスに加えて3軸ジャイロもついてくる。3軸ジャイロの使い道はまだわからないが、画期的なアプリが出てくるのに、それほど時間はかからないだろう。

いまさら言われなくても、わかっていると思うが。

【iPhone 3GS ユーザー】

iPhone 3GSは発売から1年たった今でも十分な性能で、iOS4に載せ替えても軽快に使えるらしい。OSのアップグレードは無料だ。カメラがややロースペックだが、iPhone 3Gに比べれば遥かに実用的だし、それを独特の”味”として楽しめるなら、もう1年くらいは問題なく使えるはずだ。もしかすると、1年後にはLTEかWiMAX(3.9Gもしくは4Gとも呼ばれる高速通信)に対応した次世代iPhoneが出るかもしれない。それまで待ってみるのはどうだろうか? ただ米国でAppleと組んでいるAT&Tの4Gサービスが遅れるようなら、iPhone 4の次のiPhone 4G(?)の発売も伸びるだろう。

3GSユーザーでも予算に余裕があるなら、もちろんiPhone 4を買うべきだ。高性能なA4プロセッサとRetinaディスプレイの組み合わせは、いままで以上にSafariによるWebブラウジングを快適にしてくれるだろうし、最近ちらほら登場してきたFlashをHTML5に変換するライブラリを使うことを考えると、やはり高速はA4プロセッサは魅力だ。

もし、必要ならHDビデオの撮影と編集だってできる。

【iPad Wi-Fi + ガラケーユーザー】

iPadを持っているなら、高速なA4プロセッサと高解像度な画面という、iPhone 4の魅力の約半分をすでに体験していることになる。しかも画面が広いから使いやすい。

しかし、iPadにはカメラがついていない。Wi-Fi版だとネットにつながる場所も制限される。

iPod touch + ガラケーユーザーほどではないが、お金に余裕があるなら、iPhone 4を買っても悪くないだろう。

【iPad 3G Wi-Fi + ガラケーユーザー】

ここらへんになってくると、iPhone 4を買う必要性はかなり薄くなってくるが、やはり常時接続+カメラ+GPSがインテグレートされた環境ではないし、iPadにマルチタスクのiOS4が載せるには9月まで待たなければならない。iPhone 4がどうしても欲しいなら買ってもいいかもしれない。

【iPad + iPhone 3GS ユーザー】

iPhone 4を買わなければならない理由は非常に乏しい。しかし、こういう組み合わせのユーザーは、理屈に関係なく、iPhone 4を手に入れたいと願っているはずだ。買おうか、買うまいか悩んだり、買わずに「欲しいな〜 iPhone 4」と悶々とするのは精神衛生上よろしくない。あきらめて買った方がいいかもしれない。

以上は、極私的な考察なので、参考程度にとどめること。ちなみに、ボクはiPhone 3GS 32GB + iPad 3G Wi-Fi 16GBのユーザー(iPhone 3G 16GBもある)だが、まだiPhone 4を買うかどうかはわからない。

ご利用は、計画的に。

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コメントフィード2件のコメント

  1. 2010-06-13 のつぶやき | Tokyo O life – ずばぴたテック

    [...] あなたはiPhone 4を買うべきか? 所有端末別に考えてみた http://www.zubapita.jp/2010/06/13/iphone4_buying_guide/ # [...]

  2. 武田 暁子

    長い付き合いのウインドーズを捨てて、macに乗り移った一人です。少し戸惑いと混乱はあったものの、hpも無事新しく作り直し,ブログもまだ初心者ながらちょぼちょぼ始めている団塊世代です。この世代にありがちなタイプですぐには飛びつかず,次のipadを待っているうちに,一番生活で必要なのはitunesの垂れ流し音楽だとつくづく知りました。年齢とともに睡眠に必要な音楽は山ほどあるラジオライブラリーは魅力的です。で、ドコモをすてて、iphoneをベットでペットにするか、でかpadを置くべきか、デカアンプにcdプレイヤーをつないでスリープで環境音楽をツタやでコピーするかと、ぐるぐるしています。11月には新しいpadが出るし,ケーキと料理の講師をしていて,電子レシピを作って,生徒さんに画面いっぱいのpadと,jazzを聞かせながら教室でと考えたのですが,私の怒鳴る声が響いたり,生徒さんのこっちをかまってけろと言う訛り声が聞こえたりで,考えと現実には相当距離がありそうなのです。悩みの深い秋です。今もクラシカルの音楽のスリープを聞いてメールを打っていますが,眠たくてとろとろになっています。でも,ベットにいくとシーンとして羊の数を数えるはめにおちいっています。
    どっちがいいのでしょうね。

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