アンリ・シャルパンティの創業40周年記念ケーキ「キャラン・トトーヌ」
10月 24th, 2009
久々の食べ物ネタ。
僕が平日勤めている会社は、かなり忙しい。創業期のベンチャーらしく、みんな遮二無二働いている。
そんな中でも、スタッフの誕生日だけは忘れず、必ず照明を落として音楽を鳴らしてローソクに火のついたケーキを運んできて、当人が吹き消す。拍手とスピーチ。
それだけで、けっこう和やかな気持ちになれる。忙しい中バースデーケーキの準備をしてくれるのは、ちょっと前まで紅一点だったYさん。スイーツにはけっこうこだわりがあるようで、予算を抑えつつ華やかなケーキを用意しようと頑張っている。オフィスのミニキッチンから、懐かしい「トントントン」というリズミカルな音が聞こえてきたので、もしやと思ってのぞきにいったら、やっぱり生クリームをホイップしていた。このときはロールケーキの上にホイップクリームで飾り付けようと企てていたのだ。
そこでかつて1リットルの生クリームを数分でホイップしていた僕の実力を見せてやろうと「ちょっと貸してみ!」と代わり、手首を返してタッタッタと素早くホイップしようとしたところ、10秒で腕の内側の筋肉がつってしまって続かなかった。格好いいとこ見せようとして、全然駄目じゃんorz。やっぱ年はとりたくない。
そんなこともありつつ、忙しい中秋も深まってきたころ。mixiからのメールにYさんの誕生日が近いと書いてある。書いてあるんだけど、忙しいから中身は見ていなかったのだけど、昨日(金曜)の早朝、原稿書きに疲れてふとmixiを確かめてみるとYさんの誕生日は今度の日曜だった。ふむ。。
で、出社してからメールでみんなに「ケーキを用意しよう」と提案したところ、次々と賛同のお返事。「音楽も用意しようよ」とか密かに盛り上がった。
問題はケーキの調達。どこのお店で買えばいいだろう? 僕はこの日の夜に新橋で打ち合わせがあった。新橋・銀座周辺で美味しくて、打ち合わせ後でも確実に行けるお店は…と調べたところ、「アンリ・シャルパンティエ」と出た。ちょっと力が入り過ぎな気もしたが、エイヤと決めて打ち合わせに向かう恵比寿駅構内から予約の電話。すると電話口に出たイワタさんという女性が、「ホールならショートケーキとチョコレートケーキがある」という。
いろいろバランスを考慮して安い方のショートケーキにしようとしたら、イワタさんが「え、でも!」という。恵比寿駅の改札に入ったところに突っ立ったまま、iPhoneごしにイワタさんの熱いケーキトークの炸裂を受ける。「全体がチョコレートムースでコーティングされてて、マカロンで飾り付けた、とっても素敵なケーキなんです!」
その熱さに負けて「わかりました、そのチョコレートケーキ予約します」と答えてしまった。
無事新橋での打ち合わせが終わり、銀座松屋の裏手にあるアンリ・シャルパンティエの豪壮な店舗に入って予約していることをつげる。応対に現れた若いきれいな店員さんの胸のバッチに書いてあった名前は、電話に応対してくれた女性のものだった。
「こちらでよろしいですか?」と見せられたケーキは、まるでマンガやアニメに出てくるケーキのように三段重ねでオモチャのように文字をかたどったマカロンが貼り付いているというインパクトのある形。でも美しい。会計を済ませて、わざわざ入り口まで見送りに来てくれたイワタさんに、「素敵なケーキですね」と言ったら「アンリ・シャルパンティエの創業40周年記念のケーキなんです」と教えてくれた。
ケーキの箱は40cm四方くらいある立方体でけっこうでかい。少々苦労しながら持ち帰り、サっと会議室にケーキを置いて、なにくわぬ顔で席に戻る。あとは、とくに声をかけなくても、みんながササっと協力してくれて、無事サプライズ・バースデーパーティは成功した。
で、肝心のケーキだけど、これが大傑作! 濃厚で甘〜いのだけど、全然しつこくない! ふんわり、しっとりしているのだけど、重すぎない! シンプルだけど単調じゃない! 今年食べたケーキのなかで間違いなくNo.1。
食べたみんなも、口々に「これは凄い」と感動の声。Yさんも喜んでいる。フフ、これで生クリームホイップの雪辱を果たしたぜ(←勝手なこだわり)。
このケーキを勧めてくれたイワタさんに感謝! ケーキ屋さんに勤める人はケーキに並々ならぬこだわりがあって、そのこだわり故の信念みたいのがあるのだろうな、と感じて、ケーキだけでなく、そこにも感心しました。
そして、Yさんお誕生日おめでとう!
あ、それから社長に。ケーキ皿とフォークが足りないので社費で買ってくださいw




関連記事
カテゴリー: グルメ








