冗談だと言ってくれ
8月 13th, 2009
仮面ライダー・ディケイドの「アマゾン編」が大バカ(良い意味で)と聞いて見てみたけど、さすがについていけなくて、前半15分で見るのを止めた。ショッカーが正義でライダーたちが庶民から敵視される世界。
それはいいんだけど、ショッカーが正義感に溢れる子供を騙してライダーのアジトを見つけさせる、という展開が、とっても昭和ライダー的で、それを平成の映像で大まじめにやられると、そのセルフパロディを笑っていいのか、ライダーへの冒涜として怒って良いのかわかんなくなってしまった。つーか、この番組は誰のために作っているんだ?
で、ビデオを切ったら、教育テレビのドイツ語講座で、ベルリンの街中の日本系ショップを紹介していた。いかにも賢そうで前途有望なドイツの少年少女が日本のマンガやアニメに毒されて、犬夜叉について熱く語り、マンガ風イラストの描き方を一生懸命学んでいる。
プロダクトデザインを学んでいた若者は、日本旅行でラーメン中毒になってしまい、日本で修行してベルリンでラーメン店を出して大繁盛。麺もスープもドンブリもすべて手作り。これまた店主が真面目そうにラーメンについて語るし、案内役の若い女性は、「ラーメンを音をたててすすることできる? 私はできないの」とか楽しそうに言ってるし。
日本のサブカルが、ドイツの真面目な人々の脳みそや生活をぶち壊している! しかも、NHK教育テレビがそれを嬉々として伝えている。
マンガやアニメやゲームは俗悪なもので、そんなものが好きだと、白い目で見られたり、後ろ指さされるものなんだよ、本当は!
何の冗談なんだろう? これは。
天下の大アイドルが、逃亡の果てに覚醒剤取締法違反で捕まったり、天下の大女優が孤独死したり。こんな筒井康隆の短編小説の中で起きそうな、おかしなことが次々と怒る時代。時代が世界が、もうパロディになっちゃっている。
とうてい、現実のこととは思えない。誰か冗談だよと言ってくれ。
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カテゴリー: 日記









象徴的な出来事が続いたり、報道されたりして、僕もグッとなったりしますが、一方で世界や人間の多様性を考えて、心安らぐようにしています。別に何の宗教も信じていませんが、日々の営みの静けさみたいなものが、きっと僕らを救ってくれるんじゃないでしょうか。いや、きっと極端なものなんて、実はたいした力はないんじゃないかなと。極端な私が言うのもナンですが。
だいろさん、コメントありがとうございます。
「極端なものなんて、実はたいした力はない」って良い言葉ですね。思いっきりRTしたいです。
極端な僕らは、一般との相対的な位置関係を得ることで、ある種の安心を得ているから、一般が特殊に、もしくは特殊が一般になってしまうことに、不安を感じるのでしょうか? なんつって。