おーちゃんに会ってきた:「アイウエ・オームズ」
8月 6th, 2009
娘のさくら(6歳)が、最近まいんちゃんばかり見ている。男女の双子の相棒である直也のほうは、見るモノがいっぱい。シンケンジャー、ディケイド、レスキューファイアー、ポケモン。お父さんが録画しているハガレンとマジンガーもたまに見て、さらにTSUTAYAで「仮面ライダー響鬼」借りて見ている。
さくらのほうは、「ハム太郎」を全巻見たら、見たいモノがなくなった。TVのレギュラーで必ず見たいのはプリキュアとペンギンの問題とまいんちゃんだけ。でも、直也が自分より多く見るのは許せないので、大好きなまいんちゃんを繰り返し見ているというわけ(本当は、昔間違って見せてしまった「ロザリオとバンパイア」の続きが見たいらしいが、さすがにマズイので「あれは借りられないんだよ」と誤魔化している)。
6歳は難しい。アンパンマンとドラえもんは「赤ちゃんが見るモノ」だからと二人とも見なくなってしまった。でも3月25日の超遅生まれで、4月の予定日に生まれていればまだ幼稚園児のはずだった。まだまだ幼い。正直、あまりに俗悪なモノな見せたくないし、かといって親が退屈と思うようなお子様ランチでは、今の子供は満足しない。二人とも「はじめてのWii」のミニゲームは好きなのだけど、正直ちょっと難しいようで、親がついていないと、自分たちだけではできない。
昨夜、TwitterのDMで声をかけられて、子供向けエンターテインメントソフトメーカーである株式会社ホームメディアのオフィスで、「こども教育テレビWii」シリーズを拝見というか体験というか楽しんできた。

一匹の鯛から握れる寿司の数は?
ホームメディアは、「ひらけポンキッキ」を長年作っていた人たちの会社で、長年の知育ソフトの経験と蓄積を活かして、この春からWii市場に参入。Wiiショッピングチャネルを使ったダウンロード販売をはじめた。
第一弾は「あいうえ・おーちゃん」。おーちゃん、ぶんちゃん、ノワールらのかわいいキャラクターを主役にしたミニゲーム集になっている。基本となるプレーヤーを700Wiiポイント(=円)で購入すると、「自分のお部屋」をデザインできる。さらにお弁当詰めゲームや釣りゲームや算数系の落ちゲーなど、希望のコンテンツを追加で購入し遊べる(200円〜400円)。
追加コンテンツの中で気に入ったのが釣りゲームの「すしたべほうだい」。お腹をすかせたおーちゃんたちのために魚を釣る。釣った魚は板前さんが寿司にしてくれるのだけど、車エビは1コだけど、イカだと20個以上握れるとか教えてくれて、大人でも「へー」と思うし、「よーし、次はマグロ釣るぞ!」と盛り上がれる。釣った魚や寿司はリアルな写真なので、「ふだん食べているお寿司が実はこんな魚だったんだ」と知ることができる。寿司が好きで、魚を含む生き物全般が好きで、Wiiの釣りゲーが好きな、ウチの直也のためにあるようなゲームだった。

「とけない謎はない!」
さて、今回のハイライトは8月発売予定の第2弾「アイウエ・オームズ」(800Wiiポイント)。おーちゃんが名探偵シャーベット・オームズに扮して、次々と難事件を解決する。その事件の犯人を当てる推理ゲームだ。実際に1話分をプレーさせてもらったんだけど、見事にはめられました。クソーッ! でも犯人が当てられなくても、見ているだけで楽しい。

本筋の推理ゲームだけでなく、探偵になるための「入団テスト」などもあり。秀逸なのは、鏡文字作成ツール。16字までのメッセージを鏡文字で暗号化できる!

オームズは、いつも背伸びして、「名探偵コナンの映画が見たい」などと言ってるさくらが、喜びそうな気がする。キャラクターが可愛いし。
この2本の知育ゲームを体感して感じたのは、「間の巧さ」と「細部へのこだわり」。幼稚園年長から小学生を対象にしているだけあって、すごく分かりやすい。字幕もなくてほとんど音声だけで進行する。でも、この手のソフトにありがちなカッタルサがない。長すぎず短すぎず、もの凄く完全な必要十分。長年の経験とセンスの良さを感じた。
また細かいところが非常に凝っていて、オームズでは、探偵部屋に戻るたびにオームズがひげをはやしたり、間違い電話がかかってきたりと、本筋と関係ない細かいイベントがたくさん用意されている。「大人は大きく変えようとするけど、子供は小さな違いを喜ぶ」とおっしゃっていたけど、大人だってこういう細部の遊びは大好きです。
ホームメディアさんは、PC向けにFlashで作った知育ゲームを販売してきたが、大画面テレビが普及したことで、「親の目が届くリビングで楽しんだ方がいい」と判断してWii市場に参入したという。しかし、WiiにはFlashプレーヤがない。そのために、Flashコンテンツを移植しやすい独自プレーヤを自分たちで作ったという。
知育ソフトというと、安っぽかったり、ディズニー的に上品すぎたり、高価だったり、かったるかったりで、これはいい、というものに巡り会ったことがなかった。
だけど、おーちゃんシリーズは、子供向けのエンターテインメントを本気で追求していて、大人も「つきあってあげる」のではなく、「一緒に楽しむ」ことができるクオリティがある。
今、子供たちは奥さんの実家で夏休みを楽しんでいる。戻ってきたら、おーちゃんのことを教えてあげなくては。
参考リンク
http://d.hatena.ne.jp/l11alcilco/20090805
http://www.news2u.net/releases/54004














