現在、Mard Editを試している。
僕がブログを書くときは、WordPressの投稿画面ではなく、Macのデスクトップアプリであるectoを使用している。
ectoを使うと、ワープロ感覚でブログのエントリを作成できる。さらに組み込みのAmazon Helper機能を使って、Amazonの商品情報や写真をエントリに挿入したり、iPhotoのライブラリから写真を挿入できる。添付したいファイルはデスクトップからドラッグアンドドロップすればいい。
ectoはとても気に入っているのだが、最近Flickr Helper機能がうまく動かなくなってしまった。ectoからログインできているのに、写真の一覧を取得できない。
この4月にVer.3.0がリリースされて依頼、まったくバージョンアップされないのも不安だ。8/15にAmazon APIの認証方法が変わるのだが、このままだとAmazon Helperは使えなくなるはずだ。
そこで代替できるブログクライアントを捜していて、Mars Editにたどり着いた。Mac用ブログクライアントとしては、ectoと双璧らしい。
ectoがモダンなワープロっぽいWYSIWYG方式なのに対し、Mars Edirは生のHTMLでマークアップしながらエントリを書く。タグの挿入は右クリックメニューで行える。SafariでURLをコピーしてリンクしたい文字を選択。右クリックメニューから「Past Link」を選べば、自動的にAタグで囲われる。リアルタイムのプレビューウィンドウがあるので、どんな風に表示されるかも把握しやすい。HTMLを書ける人ならこっちのほうが効率良いかも。
画像の貼り付け
ハイライトはFlickrとの統合で、Flickrのライブラリから素早く写真を読み込んで、エントリに貼り付けることができる。
デスクトップやiPhoneから写真をドラッグ&ドロップすると、アップロードパネルが開く。そこでアップロードを実行すると、アップロード先のURLを含んだHTMLのコードが挿入される。
全体に動作が小気味よく、快適な感じ。ヘビーユーザー向けのちょっとマニアックな仕様も含めてMS-DOS時代の傑作ワープロVJE-Penをちょっと思い出した。VJE-Penは軽くて使いやすく、かつてライターや編集者の必携ワープロだった。
Mars EditがAmazon対応していれば、いうことないのだが、残念ながらそれはない。AppleScriptには対応しているので、それでなんとかできるだろうか?
30日間無料の評価版なので、しばらくectoと併用して検討してみよう。