iPhoneの辞書は確信犯的に偏っている
8月 1st, 2008
iPhoneの不思議発見!
iPhoneの日本語の予測変換はどうった基準で作られているのだろう?
けっこう賢いと思っていたけど、妙な現象に気がついた。
「田村」といえば

まさかず? なぜ? 古畑任三郎のファン?
ちょっと調べてみた。
一般的にはiPhoneの予測変換は「人名」と認識すると、「さん」などが以後に続く言葉の候補となる。

より多くの候補を表示すると、「君」「様」「先生」「氏」「殿」なども候補として挙げられる。
これは納得できる。
ところが、前述のように、「田村」では「正和」だけが表示される。「正和」を選択すると、もう候補はでない。
「田村」の次は「正和」。iPhone的にはそれで決まりなのだ。ほかの選択肢はない。「田村正和」には敬称もいらない。
有名人なんだから、呼び捨てにされても我慢しろということか?
「田村」以外にこういう例はあるだろうか?
田村→正和となるから役者が多いのかと思ったが、ほかに見つからなかった。
iPhone的文学論
次に見つかったのは井上。

なので文学系はどうかと試した。
「太宰」は人名としては珍しいと思うのだが、続く候補は「治」にはならない。

「芥川」も珍しいと思うが「龍之介」は出ない。一族には作曲家とかナレーターとかいるが誰も出ない。

ノーベル賞作家も駄目。

ところが、文学史の授業でしかお目にかからない名前がこんなとこに。

有名どころでは、「三島由紀夫」が好きらしい。

「齋藤」といえば「茂吉」に決まっている。息子のほうが一般知名度は高そうだが。

ちなみに「齋藤」と「斉藤」は異なる名字という認識。

「安部公房」も読む。シュールがお好き?

でも音楽の趣味はおだやか。

iPhone的宰相論
政治にも関心が強い。「鈴木」はかつて日本で一番多い名字と言われたが、iPhone的にはこの人しかいない。

「田中」も「佐藤」も「大平」も「竹下」も出ない。「小渕」も「小泉」さえも。
しかし、「三木」といえば「武夫」。その運命に心打たれたか。

悲運の政治家に惹かれる傾向があり、「安部」といえば当然、父君。

だから現総理より、昭和の黄門様が好き。

「森」は総理大臣ではなくファッションデザイナーである。失言が多い人は嫌いなのか。

iPhone的お笑い論?
お笑いとか嫌いなんじゃないかと思ったが、この人だけは存在を認められている。

あとはみつからない。世界の「北野」は名字ですらない。

「ビートたけし」なら出るかな?と思ったら

そうですか。洋楽はビートルズですか。え? 「ビート族」?
人名か地名か
業務連絡です。「飯田」さんと「上野」さんもiPhoneに人名と認識されていません。
ご注意ください。ちなみに「根岸」は人名扱いでした。ホッ。


というわけで、みんなもiPhoneかiPod touchを買って調べてみてね!
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カテゴリー: iPod/iPhone









面白い!
ぜひぜひ続編をお願いします!
その後も調べてみました。
名字の後に候補としてでなくても、姓名を連続して入力すると、マッチする人名は大幅に増えます。かなり大量の有名人名辞書を持っているようですが、やっぱり統一性はないですね。
続編は近いうちにやりたいですけど、肩が凝るんですよ、これって。