XAMPPの管理画面に、外部のコンピュータからアクセスできないようにする方法を紹介する。
Apacheの設定ファイル「/Applications/xampp/etc/httpd.conf」をテキストエディタで編集する。
管理画面のHTMLファイルが置かれているDocumentRoot(/Applications/xampp/xamppfiles/htdocs)へのアクセス制御の設定は、設定ファイル(httpd.conf)の207行目から235行目に書かれている(インストール直後の場合)。
このうち233行目の「Allow form all」を書き換えることで、アクセス元を制限できる。
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Allow form all
↓
Allow from localhost
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変更を保存し、「XAMPP Control Panel」でApacheを「Reload」する。
これで、外部のコンピュータからのリクエストは、弾かれるようになった。
(下の画面はXAMPPが動いているMacのIPアドレスが192.168.1.105の場合)
内部から(XAMPPが動いているMac自身から)のアクセスは可能なままだ。
これで、外部から管理画面にアクセスされる危険はなくなった。
もし、内部からのアクセスを誰でもできるような場合(XAMPPが動いているMacを誰でも触れる場合)は、内部アクセスにもパスワードを設定したほうがよい。
以上。
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