MacでWeb開発-(4) XAMPP for MacのApacheの設定確認

 XAMPPをインストールした時点で、Apacheが起動し、Webサイトの運営が可能になる。
 ここでは、XAMPP for MacOS Xによる、Webサイト運営をするための基礎知識を紹介する。

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Mac OS XのWeb共有を停止

 Mac OS Xには最初からApache + PHPの環境がインストールされていて、「システム環境設定」-「共有」の中の「Web共有」によって有効/無効を設定する。XAMPPのApahceとMac OS XのApahceは、ともに80番のポートを使用するので、そのままでは同時に使用できない。また、その必要もない。
 XAMPP for MacOS XのBer.0.7.2では、Web共有の代わりに、ユーザーの「サイト」(Sites)フォルダ内のhtmlやPHPのファイルを表示できるようにあらかじめ設定されているからだ。
 XAMPPをインストールしたら、「Web共有」は必ず停止しよう。

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XAMPPの初期設定を確認する

 ユーザーのWebブラウザからXAMPPが動いているMacへリクエストがあると、Apacheは、「DocumentRoot」に設定されたフォルダ内のHTMLファイルを配信する。また、ユーザー名が指定されている場合は、各ユーザーの「UserDir」で指定されたフォルダ内のHTMLファイルを配信する。

※以下の記事は、下記の状況を想定している。

  • XAMPPが動作しているMacのIPアドレスが192.168.1.105
  • ユーザーのIDが「tomoyun」
  • UserDir名は「Sites」

各自の環境に合わせて置き換えて読んでください。

リクエストされるURL

送信されるファイル

http://localhost/ もしくは http://127.0.0.1/

DocumentRoot内のindex.html

http://192.168.1.105/

DocumentRoot内のindex.html

http://localhost/~tomoyun/ もしくは http://127.0.0.1/~tomoyun/

/Users/tomoyun/Sites/index.html

http://192.168.1.105/~tomoyun/

/Users/tomoyun/Sites/index.html

XAMPPとMac OS Xの「Web共有」は、両方ともApacheをWebサーバとして使用している。細かい設定や、フォルダやファイルの配置が違うだけなのだ。

XAMPPとWeb共有の比較

-

XAMPP for MacOS X 0.7.2

Mac OS X LeopardのWeb共有

DocumentRoot

/Applications/xampp/xamppfiles/htdocs

/Library/WebServer/Documents

UserDir

/Users/(ユーザー名)/Sites

/Users/(ユーザー名)/Sites

Apacheの設定ファイル

/Applications/xampp/etc/httpd.conf

/private/etc/apache2/httpd.conf

Apacheのログフォルダ

/Applications/xampp/xamppfiles/logs

/private/var/log/apache2

Apacheの制御プログラム

/Applications/xampp/xamppfiles/bin/apachectl

/usr/sbin/apachectl

Apapcheの本体

/Applications/xampp/xamppfiles/bin/httpd

/usr/sbin/httpd

XAMPP for MacOS Xを起動して、http:/localhost/(=DocumentRoot)にアクセスすると、下のように、XAMPPの管理画面(=/Applications/xampp/xamppfiles/htdocs/index.html)が表示される。

XAMPPのホームページの表示
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Web共有と同じようにユーザーディレクトリ(http://localhost/~(ユーザー名)/)にアクセスすることもできる。

ユーザーページの表示
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 このMacのIPアドレスが192.168.1.105だとすれば、外部のコンピュータから、

  • http://192.168.1.105/ → XAMPPの管理画面
  • http://192.168.1.105/~ユーザー名/ → ユーザーページ

にアクセスできる。

 ユーザーページはともかく、外から誰でも管理画面にアクセスできるのは、セキュリティ上大変危険だ。
 また、ブログやWikiを1つのサーバで同時に運用したい場合は、どうすれば良いのだろうか?

 そこで、Apacheの設定ファイル(httpd.conf)を編集して、

  • 管理画面を外部からアクセスできないようにする
  • VirtualHostで複数のサービスを運営する

の2つを実現しよう。

以上。

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投稿者:

ともゆき@zubapita

ともゆき@zubapita

作ったモノ 雑誌:月刊アスキー(デスク)、アスキー.PC(副編集長)、インターネットアスキー(編集長)、アスキーPCエクスプローラー(編集長) Webサイト:東京グルメ/ライブドアグルメ、映画を語ろう、本が好き 著書:「Twitter 使いこなし術」「facebook 使いこなし術」 最近は、株式会社ブックウォーカーにて、「BWインディーズ」をやってます。

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