Macを買ったら入れるソフト- (5) UNIX環境編

5月 2nd, 2008

 Mac OS Xは、Mac OSであるとともに、UNIXでもある。UNIXというのは、古い歴史を持つサーバー用のOSで、インターネットなどネットワークの基幹を担っている。同時にハッカー(コンピュータの達人、超人)たち御用達のOSでもある。ハッカー達は、PCからWindowsを消去し、そこにLinuxやFreeBSDといったUNIX系のフリーOSをインストールして、ハッキングに励んできた。
 そういう意味では、サーバー用のOSであると同時にクライアント用のOSでもあるので、仕事用のソフトやデザイン用のソフト、さらにゲームもけっこうある。ちょっと癖があるが、慣れ親しむと手放せなくなる。使う人=作る人なので、ユーザーの要望に密着した優れたソフトが生まれやすい文化なのだ。

 Mac OS Xは、FreeBSDを基礎とするUNIX系OSで、いまでは多くのハッカー達がノートPCを捨て、PowerBookやMacBookでハッキングをしている。膨大なUNIX系のアプリをMac OS Xに簡単にインストールする仕組みも「Fink」など複数あるが、現在は、FreeBSDのportsの流れを汲む「MacPorts」の人気が高い。

 UNIX系ソフトなので、GUIのアプリもあるのだが、基本は「ターミナル」によるコマンドラインの操作が必須になる。
 ここでは、ターミナルの基本設定とMacPortsのインストールを紹介する。

ターミナルの設定

ターミナルの「環境設定..」を開く。
「設定」のテキストで「フォント」を「Osaka-等幅 12pt.」(Regular-Mono)に設定。
カーソル形状なども好みで指定する。

screenshot_64.tZedUCR6GPiz.jpg

screenshot_66.hxvAnHNlnakh.jpg

「ウィンドウ」でターミナルウィンドウのデフォルトサイズを指定。
スクロールバッファを無制限に指定すると流れ去った表示を確認するのに便利だが、表示が重くなりすぎることがあるので、注意。

screenshot_67.mPpsaCGXohm9.jpg

「シェル」でシェルの修了時の動作を指定する。
「シェルの修了時:」を「ウィンドウを閉じる」に指定すると、シェルをexitすると自動でウィンドウが閉じて便利。

screenshot_68.0yzHrnSTYNUW.jpg

「詳細」で文字コードを指定する。
例の画面では、「EUC-JP」を指定しているが、「UTF-8」でないと、Mac OS Xの日本語ファイル名が化けてしまう。
自分のシステム用件に合わせて決める(ウィンドウごとに変えることもできる)。

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Spotlightのショートカット設定

 「Emacs」は、UNIX系のテキストエディタ(文書作成環境)として有名なものだ。Mac OS XではEmacsがあらかじめ入っているだけでなく、OSや標準アプリのキーボードショートカットもEmacs準拠になっている。
 ところが、「Spotlightメニュー」のキーボードショートカットが「Ctrl + スペース」で、Emacsの範囲選択開始のショートカットと重なってしまっている。Emacsは、システム設定ファイルの編集などに必須のツールなので、これは困る。

そこで、Spotlight側のショートカットを「Option + Shift + スペース」に変更する。

screenshot_01.xpsh8urKUY5u.jpg

screenshot_02.Ycbia7yZ91Qj.jpg

 これでEmacsも問題なく使用できる。

MacPortsのインストール

MacPortsのホームページ

http://www.macports.org/

「Download」をクリックして、Downloadページへ行き、Lepard用のdmgファイルをダウンロードする。

screenshot_71.0nqCvxClsrpI.jpg

ダウンロードが完了。

screenshot_72.0y8RsETUCuJT.jpg

すると、インストーラーが起動する。

screenshot_73.tRKWFjb7iB64.jpg

画面の指示に従い、インストールを完了。

screenshot_74.DpfEqsJnHFSe.jpg

環境変数の設定

「.bash_profile」に環境設定をする。

「ターミナル」で以下のコマンドを入力
————————-
emacs ~/.bash_profile
————————-

emacsが起動したら、以下のテキストをコピー&ペースト
————————-
#
# initial .bash_profile
#
export PS1=’[\u@\h \W]\$ ‘
export LANG=ja_JP.eucJP
export LV=-Oej

# MacPorts
export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH
————————-

Ctrl+x、Ctrl+cのキーを2回続けて打ち、確認に対して、yを入力すれば保存される。

screenshot_75.F7piXibzGyKN.jpg

新しいターミナルのウィンドウを開き、「port」とコマンドを入力し、portコマンドが使えることを確認。

MacPortsの具体的な使用方法はMacPortsの使い方で紹介します。

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カテゴリー: Mac

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コメントフィード3件のコメント

  1. なかにしゆうすけ

    はじめて。つい最近MacBook買って色々参考にさせて頂いています。
    このページの「環境変数の設定」をしたのですが、元の状態に戻したい場合どうすればいいでしょうか。。ターミナルで作業するメリットがいまいちわかってない上に「環境変数の設定」が何を意味するかもわからないでやってしまいまして。。お手数ですがお教えいただけませんでしょうか。

  2. tomoyun

    こんばんわ、なかにしさん。

    ターミナルは立ち上がりますか?

    ターミナルを起動して、プロンプトが表示されたら、
    ———–ここから
    mv .bash_profile bash_profile.bak
    ———–ここまで

    と打ってenter(return)キーを押してください。

    ターミナルをいったん落として、起動しなおせば、環境変数の設定は初期状態に戻るはずです。

    上記は、「.bash_profile」というファイルの名前を「bash_profile.bak」に付け替えただけです。
    先頭に「.」がついていると、隠しファイルになって表示されないので、「.」を外していますが、特に意味はありません。

    「.bash_profile」は、bashという名前のコマンドシェルが起動時に読み込む設定ファイルです。名前を変えてしまえば、読み込まれないというわけです。

    なかにしさんは、何がしたかったんですか?

  3. なかにしゆうすけ

    出来ました!ありがとうございます!
    VimでHTMLとCSSのコーディング環境を整えたいのですが、色々とググっていると皆さんターミナルからVimという流れが多く、Mac初心者の僕はMacで作業する上でターミナル経由なのは当たり前のことだと勘違いしていたようです。当たり前なのかもしれませんが。。
    よくわかってないのでVimは普通にインストールした上でターミナルの勉強もするようにします。ご迷惑おかけしました。

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