Mac on Windowsがより身近に
3月 6th, 2008
Windows Vistaが値下げ!
ちょっと古いニュースなのだが、気がつかなかった。
マイクロソフト、「Vista」小売価格の値下げを発表:ニュース – CNET Japan
Microsoftが米国時間2月28日、「Windows Vista」の複数エディションについて小売価格を下げるという驚きの発表を行った。
米国でMicrosoftが値下げを行うのは上位エディションのみで、以前のVistaのエディションからアップグレードするケースが対象となるという。「Ultimate」が299ドルから219ドルに下がり、「Home Premium」は159ドルから129ドルに下がる見込みだ。
(中略)
これに対して、アップグレード市場向けに安くする意味があるのか?
という疑問も出ている。
GartnerのアナリストMichael Silver氏は、今回の動き、すなわち小売店で販売される単体製品にのみ適用される値下げは理解に苦しむと述べている。「これは奇妙な動きだ」と同氏は語り、そのようなアップグレードを行う市場はかなり限られている点を指摘した。
頭の良いはずのアナリストが、どうしてこういう間抜けな疑問を持つのか、そのほうが奇妙だ。
Windowsをわざわざパッケージで購入するのは、アーリーアダプタ、オピニオンリーダーなどと呼ばれるパワフルなユーザー層だ。
まず、これらの人にVistaを広めようというMicrosoftの方針は、理に適っている。
嬉しいことに、
Microsoftはまた、米国以外の先進国市場でも値下げを行う見通しだ
だそうなので、日本でもいずれ発表されるだろう。
これは、Macユーザーにとっても良い知らせだ。
Mac OS X上の仮想環境でWindowsを動かすことが、一般ユーザーにも広がりつつあるからだ。
今回の値下げは、Mac上でもWindows Vistaのインストール数を確実に増やすだろう。
Macのシェアが急上昇している米国では、この点でも理に適った施策だといえる。
その布石なのか、1カ月前にライセンスが変更されて、低価格なVista Home BasicとHome Premiumも仮想環境で使えるようになった。
[WSJ] MS、買収とライセンス変更で仮想化を強化 – ITmedia エンタープライズ
Microsoftはこれまで、Windows Vistaの2つのコンシューマー向けバージョンで仮想化の使用を禁止するライセンス条項を設けており、一部の仮想化ベンダーの怒りを買っていた。企業向けの高価なバージョンではこうした制限はなかった。Microsoftは発表の一環として、コンシューマー向けバージョン(Vista HomeとVista Home Premium)での仮想化利用を認める。
現在は、低価格なMacBookでもWindowsを仮想化で動かすのに十分なハードウェアスペックを備えている。
(最下位のメモリ1GBモデルは、素のママではちょっと辛いが)
Macユーザーが、Microsoft Officeと同じように、Windowsを有用なアプリとひとつと考えるのが常識化するかもしれない。
いっそWindowsプリインストールモデルを売れば、Windowsユーザーからのスイッチが急増すると思うのだが。
2年前は、「Windowsをプリインストールすることはない」とフィル・シラーが名言していたけど、状況を見て手のひらを返すのはAppleの十八番だし。
もしくはMicrosoftが、Parallels DesktopかVMWare FusionをOEMして、Virtual PC for MacのブランドでWindows付きで売るというのはどうだろう? Virtual PCのWindows付きバージョンは非常にコストパフォーマンスが良いので、Intel Mac対応バージョンを販売しないのは、残念だ。
(参考資料)
現状のWindows Vistaの国内価格
GyaOを見たいとか、IEが必要とか、Windowsにしかないフリーウェアを使いたいというだけなら、Home Bascで十分。
Home Premium以上には「デジタルエンターテインメント」とか「ビジネス環境のサポート」とか特徴があるけど、それはMac OS X Lepard + ILife’08でまかなえるだろう。









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