画像が縮小できない!MacJournal 5でブログを作成する利点は、画像や表を交えた文章を簡単に作成できることにある。ただ、その使い勝手が、凄くいいかというと、そうでもない。画像はMacのデスクトップやiPhotoからドラッグ&ドロップで、MacJournalの編集画面に追加できる。MacJournal 5からは、編集画面内で画面の大きさを変えられるようになった。しかし、
- 現時点で大きな画像(たぶん横500ドット以上)では、大きさが変更できない(明らかにバグ)
- 画面上で小さくしても、ブログ投稿時には、元の大きさで投稿されてしまう。
という、問題があるので、依然として、MacJournal5に貼り付ける前に、ある程度縮小しておく必要がある。こういうとき便利なのが、EasyCropというシェアウェアだ。画面左の枠にデスクトップやiPhotoから画像をドラッグ&ドロップ。トリミングしたい場所を指定すると。それが右側に枠内に表示される。数字やスライダーでピクセル数やファイルサイズを指定。右枠内の画像は、そのままMacJournal(や他のソフトの)編集ウィンドウ内にドラッグ&ドロップで貼り込める。同じ会社のSnapNDragという画面キャプチャソフトも便利で、画面(の一部)をキャプチャ→リサイズ→他のアプリに貼り込み、という動作がスムーズにできる。
画像が投稿できない!実は、大きな問題がもうひとつあって、MacJournalから、WordPressのサーバへ画像をアップロードすることはできない。画像付きのエントリを投稿しても、テキストだけが投稿される。しかし、.MacやGoogleの写真共有サービスPicasaに自動的に画像をアップロードし、その画像のURLをブログのエントリ内に埋め込むことで、写真付きエントリの投稿が可能になる。設定方法は以下の通り。メニューの「Journal」→「Edit Blog Server..」でダイアログを出して、
「options…」をクリック
「Upload attachments to alternate server:」をチェック。「Server Type:」を選択する。
「.Mac」に自分で加入している場合は、「Default」を選ぶだけ。「Picasa」の場合は、IDとパスワードを入力するだけだ。MacJournalは、ワープロではなく、所詮はメモ&日記ソフトなので、表現力は貧弱だ。しかし、ここで紹介したような小物ソフトを併用することで、使い勝手はぐっとアップする。